[iPhone] 写真を撮る感覚で短い動画(クリップレット)を撮ろう

iPhone 3GSの機能の中で利用頻度の高いもののひとつにカメラがある。手軽に使えてそれなりの画質の静止画または動画が残せることと、とった画像/動画をiPhone上でストレスなく閲覧できることが大きいと思う。撮った写真を人にみせびらかす(?)と、たいていきれいだねって関心してもらえる。


で、タイトルの話になるのだが、iPhoneのカメラを使うなら常に静止画よりも10秒程度の短い動画(クリップレット)を撮ったほうがよいと思う。理由は簡単で、動画のほうが静止画一枚とは比べものにならないくらいその場の情景を伝えてくれるからだ。例えばかわいらしくペットの画像を残したいとする。静止画をとろうとすると構図やタイミングなどそれなりに工夫しないとなかなかかわいくはとれないが、動画なら、そのまま撮りさえすればかわいらしい仕草を残すことができる。正月に実家に帰ったとき、実家の犬の動画を撮って母親に見せたところ、えらく感動された。


動画の欠点として、後から閲覧するときの操作が一般的に写真に比べて煩雑である、長い動画だと見たいシーンを探すのが面倒だったりという点が挙げられる。しかし、iPhone上でなら動画も静止画も同じようにスムーズに閲覧できる。また、短い動画なら動画中から見たいシーンを探す必要もないし、サムネール画像のみから動画の内容を把握するのも簡単だろう。つまり、iPhone上での閲覧に限定すれば、静止画と同等の手間で閲覧できて、静止画よりもはるかに情報量の多い記録を見ることができる、ということになる。


静止画よりも短い動画(クリップレット)が記録としてよいという話は、実は今日読んだこの本に書いてあったことだったりする。iPhoneを半年以上使ってきて、確かに静止画よりも動画のほうが後から見返す機会が多いと感じたので記事にしてみた。

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twitterはblogよりも気軽な情報発信ツールとして登場したと言われている。同様に、youtubeやニコ動に対して、もっと気軽に短い動画を投稿するサービスって出てくるんじゃないかな。そんな気がする。